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横浜で唯一海水浴場を持つ公園は金沢区の海の公園。砂浜は約1キロ


この記事が答えること

横浜市金沢区の海の公園が「横浜市内で唯一の海水浴場を持つ公園」と公式に位置づけられている根拠と、砂浜の規模を示す。あわせて開設期間、潮干狩りの採取ルールとその法的根拠、アクセスと駐車場の条件を、横浜市・神奈川県・水産庁の公式ページの記載だけで整理する。数値は複数の公式ページで一致を確認したもののみ記載した。

横浜市内で唯一の海水浴場、砂浜は約1キロメートル

横浜市の公園紹介ページは海の公園について「横浜唯一の海水浴場であり、潮干狩りも楽しめます」と記し、砂浜を「約1キロメートルの長さを持つ砂浜」と説明している。横浜市のバリアフリー施設情報のページでも「海の公園は、横浜市内で唯一海水浴場のある公園です」と同じ位置づけが示されており、指定管理者である公益財団法人横浜市緑の協会が運営する海の公園公式サイトも「横浜で唯一の海水浴場をもつ公園」「約1㎞にわたる砂浜」と記載する。市の記者発表資料でも「横浜市内唯一の海水浴場である『海の公園海水浴場』」という表現が使われている。

「横浜で唯一」も「砂浜は約1キロ」も、横浜市と指定管理者の双方の公式ページで裏が取れる事実である。所在地は横浜市金沢区海の公園10、開園は昭和63年(1988年)で、横浜市の公園紹介ページは昭和63年7月2日と記している。

千葉から運んだ砂でつくられた人工海浜という成り立ち

この砂浜は自然に形成されたものではない。横浜市の公園紹介ページは、海の公園が横浜市港湾局による金沢地先埋立事業の一環として設置され、砂浜は千葉から運んだ砂で人工的につくられたものだと明記している。同市のバリアフリー施設情報のページも、千葉県から運んだ砂による人工砂浜であることを記している。

広報よこはま金沢区版の特集記事によれば、金沢地先埋立事業は市の六大事業の一つとして決定されたものである。同記事は海の公園を、広大な砂浜を有し潮干狩りや海水浴、ビーチスポーツなど海を体感できる市内唯一の公園と位置づけている。埋立という都市開発の副産物として、市内唯一の海水浴場が生まれた形になる。

2026年の開設期間は7月11日から8月31日、開設時間は8時30分から17時

海水浴場の開設期間は通年ではない。横浜市みどり環境局公園緑地部が令和8年6月29日付で公表した記者発表資料は、海の公園海水浴場の開設期間を「令和8年7月11日(土)~令和8年8月31日(月)」、開設時間を「午前8時30分~午後5時」と記している。海の公園公式サイトの海水浴ページも開設期間を「7月第2土曜日~8月31日」、時間を「8:30~17:00」としており、2026年の7月第2土曜日は7月11日にあたるため両者は整合する。更衣室とシャワーの利用は16時30分までである。

監視体制については、公式サイトの海水浴ページがライフガードによる中央監視所からの監視・救助活動を毎日8時30分から17時まで行うと説明し、柴口と南口に看護師を配置した救護所を設けるとしている。更衣室、水シャワー、休憩テント、足洗い場はいずれも無料である。海水浴期間中は砂浜と芝生広場へのペットの立ち入りが禁止され、無人航空機や模型航空機の使用も禁止されている。

潮干狩りは1人2キログラムまで、幅15センチを超える器具は使えない

潮干狩りは無料で楽しめるが、採取量と道具に明確な制限がある。海の公園公式サイトの潮干狩りページは「一人が一度に採る貝の量は、2㎏以内です」「幅15㎝を超える貝採り器具の使用はできません」「2㎝以下の稚貝の採取はできません」と定め、ジョレンやアミ付きクマデは幅15センチ以下であっても使用できないとしている。採取量の2キログラム以内という数字は、広報よこはま金沢区版の特集記事でも同じく示されており、アサリが絶えることなくいつまでも潮干狩りを楽しめる環境を維持するためのルールだと説明されている。

この制限は公園独自の取り決めではなく、神奈川県漁業調整規則に基づくものだと公式サイトが明記している。神奈川県の「磯遊びのルールを守りましょう」のページは、遊漁者が使用できる漁具・漁法としてやす、いそがね、幅15センチ以下のくまで、たも網、さで網、ざる、投網、徒手、竿釣り、手釣りを挙げ、網やカゴが付いたいわゆる忍者くまでやカニ網は使用できないとしている。同ページはあさりについて2センチ以下の採捕を禁止しており、根拠として神奈川県漁業調整規則第38条、第41条、第42条を示している。

水産庁の「遊漁・海面利用の基本的ルール」は、こうした規制が水産動植物の繁殖保護や秩序ある漁場の利用のために定められていると説明する。稚貝を残し持ち帰り量を抑えることは、翌年以降の資源を確保するための仕組みである。なお公式サイトのよくある質問では、公園区域となっている海域での釣りは昼夜を問わず通年禁止とされている。

シーサイドライン3駅と1時間310円の駐車場、バーベキューは予約制

アクセスは金沢シーサイドラインが基本となる。公式サイトの交通案内は最寄り駅として海の公園柴口駅、海の公園南口駅、八景島駅を挙げている。横浜市の公園紹介ページは京急線金沢文庫駅から徒歩20分の経路も示している。

駐車場は有料で、柴口駐車場(E駐車場)が普通車1,064台とバス11台、磯浜駐車場(F駐車場)が普通車362台。料金はいずれも1時間310円、駐車後12時間最大1,550円で、12時間を超えると1時間310円が加算される。入庫できるのは4時から22時までで、出庫は24時間可能である。混雑時のみ営業する臨時駐車場もある。

バーベキューは園内の専用バーベキュー場でのみ可能で、予約が必要である。公式サイトのよくある質問は、バーベキュー場以外ではカセットコンロの使用を含めてバーベキューはできないとしている。このほかビーチバレー場や多目的グラウンド、犬の遊び場がある。

政令指定都市では神戸市も市の海水浴場を案内している

「唯一」はあくまで横浜市内での話である。神戸市は須磨海水浴場について市の公式ページを設け、開設期間と遊泳時間、所在地を案内しており、環境と安全性の国際基準であるブルーフラッグ認証を取得していることも示している。海の公園の「唯一」は横浜市という行政区域の中での唯一であり、政令指定都市全体で唯一という意味ではない。

出典

情報確認日 2026-08-02。開設期間やルールは変更される場合があるため、訪問前に上記の公式ページで最新の内容を確認してほしい。