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地区センターのシャワーで「レジオネラ」。何が危なくて、何は誤解?


地区センターのシャワーで「レジオネラ」。何が危なくて、何は誤解?

横浜市は8月21日、磯子区の上中里地区センターでレジオネラ属菌が検出されたことに伴い、シャワー室を休止したと発表しました。

ここで知っておきたいのは、「菌が見つかった=人から人へ広がる感染症」という理解は正しくないことです。厚生労働省によると、レジオネラ症は主に、菌に汚染された細かな霧やしぶき、つまりエアロゾルを吸い込むことで感染します。シャワーや循環式浴槽など、水を細かな粒にして空気中へ飛ばす設備が感染源になることがあります。

一方、レジオネラ属菌は人から人へ感染するものではありません。施設で菌が検出されたときに重要なのは、人を避けることではなく、原因となり得る水設備を適切に止め、点検・清掃・消毒などの衛生管理を行うことです。

レジオネラ症には、肺炎を起こす型と、比較的軽いポンティアック熱があります。肺炎型では高熱、咳、呼吸困難などがみられ、重症化することもあります。

今回の横浜市発表から読み取れる確定事項は、上中里地区センターで菌が検出され、シャワー室を休止したという点です。感染者が発生したとまでは、この発表ページからは確認できません。「菌の検出」と「患者の発生」を分けて読むことも、地域の健康情報では重要です。