大通り公園、2028年に全体完成へ。13億円は何のお金?
横浜の関内駅側から阪東橋駅側へ、約1.2km続く大通り公園。横浜市は今、この公園を全8ブロックでリニューアルしています。
ポイントは、8ブロックを全部同じ方法で整備するわけではないことです。
関内駅側の3ブロックは「Park-PFI」
関内駅側の1〜3区では、Park-PFIという公民連携の仕組みを使います。横浜市が選んだ民間事業者が、飲食店舗や休憩所、デッキテラスなどを含む施設を整備し、その後の管理運営にも関わります。
提案では、1区を「憩い」、2区を「賑わい」、3区を「交流」とし、イベント広場や子どもが遊べるプレイグラウンドなどを設ける計画です。
「13億円」は公園全体の総事業費ではない
2026年第2回横浜市会定例会では、大通り公園1〜3区のリニューアルに使う「特定公園施設」の取得が可決されました。金額は13億円です。
ここは読み違えやすいところです。この13億円は、大通り公園8ブロックすべての最終総事業費を示す数字ではありません。市会の議案では、1〜3区の園路・広場、休養施設、遊戯施設、便益施設、管理施設などの取得額として示されています。
2026年度から工事、全体完成は2028年予定
横浜市会の2026年度予算特別委員会で、市側はリニューアル整備について「令和8年度から工事に着手」と説明しています。
予定では、関内駅側の3ブロックは2027年、8ブロック全体では2028年の完成を見込んでいます。
つまり今は、計画を考えるだけの段階から、実際に公園の姿が変わり始める段階へ入っています。
なぜ公園に民間のお店が入るの?
Park-PFIは、公園の中に飲食店などの収益施設を設け、その収益の一部を公園整備や管理に生かすことができる制度です。
大通り公園では、行政だけで公園を整備するのではなく、民間の施設や運営も組み合わせながら、歩くだけでなく「立ち止まりたくなる公園」へ変えることが狙いです。
横浜の中心部で約1.2kmの公共空間がどう変わるのか。2026年度は、その変化を実際に見られる年になりそうです。