横浜市の地域包括支援センター(地域ケアプラザ)に何を相談できるか - 担当窓口の調べ方と費用
この記事が答えること
横浜市の高齢者の相談窓口である「地域包括支援センター」が、「地域ケアプラザ」とどのような関係にあるのかを整理する。何を相談でき、市内のどこにあり、自分の住む地区の担当をどう調べるのかを示す。費用と受付時間についても、横浜市の公式ページに明記されている範囲だけをまとめる。
地域ケアプラザの一機能が地域包括支援センターである
横浜市「地域ケアプラザ紹介」によれば、地域ケアプラザは「高齢者、子ども、障害のある人など誰もが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点としてさまざまな取組を行っている、横浜市独自の施設」である。同じページには「高齢者に関わるご相談は、地域ケアプラザ等の一機能である『地域包括支援センター』において、お受けしています」と記載されている。
つまり、建物としての名前が「地域ケアプラザ」であり、その中で高齢者の相談を担う機能の名前が「地域包括支援センター」である。二つは別々の場所ではなく、多くの場合は同じ建物を指している。ただし横浜市「あなたのお住まいの地区を担当している地域包括支援センター」には、地域包括支援センターは地域ケアプラザと一部の特別養護老人ホームに設置されていると書かれており、すべてが地域ケアプラザ内にあるわけではない。
相談できる内容
同ページでは、地域包括支援センターは高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるよう支援する機関であり、高齢者の福祉、介護についての相談を受けるとされている。
区のページには、より具体的な記載がある。横浜市港南区「地域包括支援センター」は、介護保険や高齢者の福祉保健サービス(ホームヘルパー、ショートステイなど)をはじめとした福祉や医療に関する相談の受付や情報提供を行い、介護保険の要介護認定・要支援認定申請の提出を代行するとしている。横浜市保土ケ谷区「高齢者相談機関【地域包括支援センター担当エリア】」は、社会福祉士・主任ケアマネージャー・保健師等が福祉と保健の総合的な相談に応じていると記載している。
認知症についても窓口となる。横浜市「相談先・医療機関のご案内」は、地域包括支援センター(地域ケアプラザ)について「医療機関の案内やさまざまな情報、介護についてなど、専門職が窓口や訪問で相談に応じます。迷ったらまずここに相談してください。」と案内している。窓口だけでなく訪問による相談にも触れられている点は、外出が難しい場合に知っておく価値がある。
なお地域ケアプラザ自体の事業としては、地域活動交流事業ほかの福祉・保健の行事・催しの開催、福祉・保健に関する相談や支援、生活支援体制整備事業、居宅介護支援事業、高齢者通所介護事業(高齢者デイサービス)が挙げられている。ただしデイサービスは実施していない施設もあるとされている。
どこにあるのか
横浜市のよくある質問ページ「地域ケアプラザとは、どのような施設ですか。開館日や利用料金等についても知りたいのですが。」では、地域ケアプラザは市内146か所(令和7年4月現在)とされている。「地域ケアプラザ紹介」には18区それぞれの紹介ページへのリンクが置かれており、区単位で施設を確認できる。
施設名の表記は一律ではない。保土ケ谷区のページでは「上菅田地域ケアプラザ」のように区名等が付かないものと、「横浜市保土ケ谷地域ケアプラザ」「横浜市星川地域ケアプラザ」のように「横浜市」が付くものが混在している。電話帳や地図で探すときは、公式ページの表記をそのまま確認したほうが確実である。
自分の地区の担当をどう調べるか
「あなたのお住まいの地区を担当している地域包括支援センター」のページには、二つの調べ方が案内されている。一つは同ページに掲載されているPDFの「地域包括支援センター一覧」をダウンロードする方法である。もう一つは、同ページからリンクされている検索サイト「ふくしらべ」(https://fukushirabe.city.yokohama.lg.jp/careplaza )で探す方法である。
地域包括支援センターは担当地区が決まっているため、最も近い施設が必ずしも自分の担当とは限らない。保土ケ谷区のページのように、区のページで施設名・所在地・電話番号と担当地域が対応表になっている場合もあるので、区のページも併せて見るとよい。
受付時間と休館日
「地域ケアプラザ紹介」によれば、開館時間は月曜日から土曜日が午前9時から午後9時まで、日曜日・祝日が午前9時から午後5時までである。これに対して相談時間は月曜日から土曜日が午前9時から午後6時まで、日曜日・祝日が午前9時から午後5時までとされており、開館時間と相談時間は一致しない。
休館日は、施設点検日(月1回)と年末年始(12月29日から1月3日まで)である。相談時間以外の時間帯については、相談電話は相談専用コールセンターに転送し対応すると記載されている。また、来所して相談する場合は、あらかじめ電話等で連絡のうえ訪ねるよう求められている。
費用
よくある質問ページには、地域ケアプラザの利用料金について「地域の福祉活動・相談等での利用は無料」と明記されている。相談そのものに料金はかからない。
問い合わせ先
制度全体についての問い合わせ先は、健康福祉局地域福祉保健部地域支援課(電話045-671-2388、ファクス045-664-3622)である。個別の施設については、各地域ケアプラザまたは各区福祉保健課が窓口として案内されている。認知症については、よこはま認知症コールセンター(電話045-662-7833、火曜日・木曜日・金曜日の10時から16時)も案内されている。
出典
- 横浜市「地域ケアプラザ紹介」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/chiikifukushi/shisetsu/careplaza/shoukai.html (一次情報。地域ケアプラザの定義、事業内容、開館時間・相談時間、地域包括支援センターとの関係、18区別ページへのリンク)
- 横浜市「あなたのお住まいの地区を担当している地域包括支援センター」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/otoiawase/chiikihoukatsu.html (一次情報。設置場所、担当地区の調べ方、一覧PDF、ふくしらべ、休館日、コールセンター転送、来所時の事前連絡、問い合わせ先)
- 横浜市「地域ケアプラザとは、どのような施設ですか。開館日や利用料金等についても知りたいのですが。」 https://www.city.yokohama.lg.jp/faq/kukyoku/kenko/kenko-chiiki/20211022155322795.html (一次情報。施設数146か所、開館時間、休館日、利用料金、問い合わせ先電話番号)
- 横浜市港南区「地域包括支援センター」 https://www.city.yokohama.lg.jp/konan/kenko-iryo-fukushi/fukushi_kaigo/koreisha_kaigo/kaigo-hoken/siencenter.html (一次情報。相談・情報提供の内容、要介護認定・要支援認定申請の代行)
- 横浜市保土ケ谷区「高齢者相談機関【地域包括支援センター担当エリア】」 https://www.city.yokohama.lg.jp/hodogaya/kenko-iryo-fukushi/fukushi_kaigo/koreisha_kaigo/kaigo-yobou/koreisha/sodankikan/soudan-01.html (一次情報。配置される専門職、担当エリア対応表、区内の施設名表記)
- 横浜市「相談先・医療機関のご案内(認知症)」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/ninchisyo/ninchisyo-sodan/info.html (一次情報。認知症相談における地域包括支援センターの位置づけ、よこはま認知症コールセンターの電話番号と受付時間)
情報確認日 2026-08-01。施設の運用は変更される場合があるため、相談前に上記の公式ページで最新の内容を確認してほしい。