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横浜市の「指定緊急避難場所」と「指定避難所」は別物。地域防災拠点との関係も整理する


この記事が答えること

災害時に避難する先として、横浜市には「指定緊急避難場所」と「指定避難所」という2つの用語がある。名前が似ているが役割は異なる。市の公式ページの記載をもとに、この違いと、市内でよく聞く「地域防災拠点」との関係を整理する。

指定緊急避難場所は「逃げる先」

市の公式ページによれば、指定緊急避難場所は「切迫した災害の危険から逃れるための場所」である。まず命を守るために逃げ込む先がこれにあたる。

同ページの記載では、指定緊急避難場所は災害の種類ごとに指定されている。挙げられている災害種別は、洪水、崖崩れ、土石流及び地滑り、高潮、地震、津波、大規模な火事である。つまり「どの災害でも同じ場所へ逃げればよい」わけではなく、災害の種類によって適切な避難先が変わることになる。

指定避難所は「住めなくなったあとに暮らす先」

一方、指定避難所は「災害によって自宅に住めなくなってしまった場合などに避難生活を送る場所」と記載されている。危険から逃れる場所ではなく、その後の生活の場である。

地域防災拠点との関係

横浜市でなじみのある「地域防災拠点」は、この指定避難所と同じものを指す。公式ページには「横浜市では地域防災拠点である市内の小中学校等459か所を『指定避難所』として指定しています」と記載されている。

呼び名が2つある理由についても説明があり、「『地域防災拠点』という名称は、災害対策基本法が改正される以前から避難生活を送る場所として広く皆様に周知しています」とされている。法改正で新しい用語が定められた後も、市民に浸透している従来の呼称が併用されている、という関係である。

なお指定緊急避難場所については、市は「指定避難所として指定している地域防災拠点から選定しています」と記載しており、津波と大規模な火事については別の基準で指定しているとされている。

出典

情報確認日 2026-08-01。指定状況は見直される場合があるため、自宅や職場から最寄りの避難先を調べる際は、上記の市公式ページおよび各区の防災マップで最新の内容を確認してほしい。