神奈川区の花はなぜチューリップ? 区の木「こぶし」と一緒に知る、区民投票で決まったシンボル
横浜市神奈川区の「区の花」はチューリップ、「区の木」はこぶしです。どちらも、1988年(昭和63年)に区制60周年・市政100周年を記念し、区民のみなさんの投票をもとに制定されました。
普段は区役所の案内や地域イベントで目にするシンボルですが、決まった経緯を知ると、神奈川区が地域のイメージを区民と一緒につくってきたことが分かります。
神奈川区は「海・緑・丘」を持つ区
神奈川区の公式ページは、区を「海」「緑」「丘」を持つ表情豊かな地域として紹介しています。市のほぼ中央に位置し、台地や内陸低地、沿岸低地、臨海部の埋め立て地など、地形にも幅があります。
こうした地域のシンボルとして選ばれているのが、区の木「こぶし」と区の花「チューリップ」です。
1988年、区民投票をもとに制定
横浜市神奈川区によると、こぶしとチューリップは1988年、区制60周年・市政100周年を記念し、区民投票をもとに制定されました。
行政が一方的に決めたマークではなく、区民の投票が制定のもとになっている点が特徴です。現在も区の花チューリップに関連した写生画展などが続いており、花のシンボルが地域活動にもつながっています。
チューリップは今も地域の取り組みに登場
神奈川区の公式サイトには、区の花チューリップをテーマにした写生画展の案内が年度ごとに掲載されています。また、区内の学校や専門学校と協力し、チューリップを題材にしたオリジナルパンがつくられた事例も紹介されています。
「区の花」という名称だけで終わらず、地域の催しや魅力発信の題材として使われ続けていることが分かります。
まちを歩くときの小さな手がかりに
区の木や花は、暮らしに直接必要な制度情報ではありません。それでも、地域の広報物やイベント、学校の取り組みなどで目にしたときに「なぜチューリップなのか」「なぜこぶしなのか」を知っていると、まちの見え方が少し変わります。
神奈川区には、マスコット「かめ太郎」やシンボルマークもあります。花や木とあわせて、地域が長く使ってきたシンボルを見比べるのも、神奈川区を知る入口になります。
出典:横浜市神奈川区「区の木・区の花」(2026年8月25日確認)