速報一覧 →

市会に意見を届けるには? 請願と陳情の違いと9月の受理期限


市政について「こうしてほしい」と考えたとき、市民が横浜市会へ直接意見や要望を届ける方法があります。それが「請願」と「陳情」です。

似た言葉ですが、いちばん大きな違いは紹介議員の有無です。

請願には、1人以上の横浜市会議員の紹介が必要です。提出された請願は常任委員会などで審査され、本会議で「採択」か「不採択」かが決められ、その結果が請願者へ通知されます。

一方、陳情には紹介議員は必要ありません。誰でも提出できます。内容によって扱いが異なり、議会としての意思決定に関わるものは常任委員会などに付託され、その審査結果が本会議へ報告されます。行政への要望などは、議長が市長等へ回答を求める扱いになる場合があります。

では、いつまでに出せばよいのでしょうか。

2026年第3回市会定例会で取り扱われる請願・陳情の受理期限は、郵送なら9月3日木曜日、持参または横浜市電子申請・届出システムなら9月4日金曜日の正午です。

提出そのものはいつでもできます。ただし、この期限を過ぎると今回の定例会ではなく、次回定例会での取扱いになる可能性があります。

オンライン提出もできますが、請願の場合は少し注意が必要です。紹介議員が必要なだけでなく、電子申請の前に少なくとも1人の紹介議員から議会局へ事前連絡が必要です。議会局が紹介の事実を確認するため、期限ぎりぎりではなく余裕を持った提出が案内されています。

また、FAXやEメールでは請願・陳情を受け付けていません。

市会というと、議員や市長だけが関わる場所に見えるかもしれません。しかし請願・陳情は、市民が制度として市会へ意見を届ける入口です。ニュースで議会を見るだけでなく、「自分の意見はどうすれば議会に届くのか」を知っておくと、市政との距離が少し縮まります。