横浜市の健康診断とがん検診 — 対象年齢・自己負担額・申込方法を公式情報で整理
この記事が答えること
横浜市民が受けられる「横浜市がん検診」「特定健康診査」「横浜市健康診査」について、横浜市公式ページに明記されている対象年齢・受診間隔・自己負担額を整理する。自己負担額が無料になる条件も、公式ページの記載どおりに示す。申込先と問い合わせ先も併せてまとめる。
横浜市がん検診は6種類
横浜市の「がん検診」ページによると、横浜市がん検診は胃・肺・大腸・乳・子宮頸・前立腺の6種類である。検査方法は同ページに、胃が「内視鏡検査または問診、胃部エックス線検査」、肺が「問診、胸部エックス線検査」、大腸が「問診、便潜血検査」、乳が「問診、マンモグラフィ」と記載されている。子宮頸がん検診には細胞診とHPV検査の区分がある。
検診ごとの対象年齢・受診間隔・自己負担額
同ページに掲載されている一覧の内容は次のとおりである。
- 大腸がん: 40歳以上、1年度に1回。令和8年度は検診にかかる自己負担額(600円)を無料とする、と記載されている。
- 胃がん(内視鏡): 50歳以上、2年度に1回、2,500円。
- 胃がん(エックス線): 50歳以上、2年度に1回、2,500円。
- 肺がん: 40歳以上、1年度に1回、680円。
- 子宮頸がん(細胞診): 20〜29歳および61歳以上の女性、2年度に1回、1,360円。
- 子宮頸がん(HPV検査): 30〜60歳の女性、5年に1回、2,000円。
- 乳がん: 40歳以上の女性、2年度に1回、680円。
- 前立腺がん: 50歳以上の男性、1年度に1回、1,000円。
自己負担額が無料になる条件
同ページには「65歳以上の方(1962(昭和37)年4月1日以前に生まれた方)は、6種類(胃・肺・大腸・乳・子宮頸・前立腺)の横浜市がん検診を無料で受けられます。」と明記されている。この年齢拡大については、横浜市の報道発表資料「がん検診・精密検査無料化の対象年齢を拡大します」にも、がん検診と精密検査費用助成の無料化対象年齢を65歳以上とし、令和8年4月から実施する旨が示されている。
年齢以外では、生活保護世帯の人、中国残留邦人等支援給付制度が適用される人、令和7年度市民税県民税が非課税世帯または均等割のみ課税世帯の人が無料の対象として挙げられている。同ページには、申請日時点の世帯員全員の課税状況を確認するため、検診前に手続きが必要である旨が記載されている。
さらに無料クーポンの対象として、子宮頸がん検診は「20歳の方」と「21〜24歳の方 ※横浜市子宮頸がん検診を初めて受ける方」、乳がん検診は「40歳の方」が示されている。
なお、要精密検査と判定された場合に備えて「横浜市がん検診 精密検査費用助成制度」がある。同制度のページによると、令和8年度中に65歳以上(昭和37年4月1日以前生まれ)で、令和8年4月1日以降に横浜市がん検診を受診し要精密検査判定となった人が対象で、助成内容は「精密検査を受けて支払った医療費の自己負担分」である。申請は郵送または電子申請で、申請期限は「精密検査を受診した日の翌日から起算して1年以内」と記載されている。
特定健康診査(横浜市国民健康保険の加入者)
横浜市の「特定健康診査のご案内」によれば、対象は「横浜市国民健康保険に加入していて、令和9年3月31日までに40歳〜75歳の誕生日を迎える方(75歳になる方は、誕生日の前日まで)」である。実施期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日まで、窓口での自己負担額(受診料)は無料と明記されている。
検査項目は、基本的な項目として問診・診察、身長、体重、腹囲測定、BMI、血圧測定、血液検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、空腹時血糖、ヘモグロビンA1c、クレアチニン、尿酸)、尿検査(尿糖、尿蛋白、尿潜血)が挙げられている。医師の判断で実施する詳細な項目として、貧血検査、心電図、眼底検査が示されている。
受診券は対象者へ令和8年5月13日に発送され、有効期限は令和9年3月31日まで(75歳になる方は誕生日の前日まで)である。受診券が手元にない場合は、横浜市けんしん専用ダイヤル(045-664-2606)または住んでいる区の区役所保険年金課保険係に申請し、受診券の交付を受けることとされている。受診時は受診券、記入済みの問診票、マイナ保険証(ない場合は資格確認書)を持参する。
横浜市健康診査(後期高齢者医療制度の被保険者など)
「横浜市健康診査」のページによると、対象は横浜市に住所を有する神奈川県後期高齢者医療制度被保険者、横浜市に住所を有する生活保護受給者のうち40歳以上の人、横浜市に住所を有する中国残留邦人支援給付制度適用の40歳以上の人である。自己負担額は無料と記載されている。
必須の検査項目は問診、理学的検査、身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査、腹囲で、追加検査として心電図検査、眼底検査、貧血等検査が挙げられている。受診の流れは、実施医療機関を一覧表から選び、選んだ医療機関に電話等で直接予約し、予約日に受診する、という手順である。空腹時での受診が必要とされている。
申込方法と問い合わせ先
横浜市がん検診は、実施医療機関を選んで直接申し込む方式である。がん検診のページでは、横浜市がん検診サイトから受診する医療機関を選び、医療機関では本人確認書類を持参して受診するよう案内されている。
各検診の共通窓口は横浜市けんしん専用ダイヤル(電話045-664-2606、ファックス045-664-3851)である。受付時間は8時30分から17時15分まで(祝休日・年末年始を除く)と記載されている。横浜市健康診査については、健康福祉局健康推進課(電話045-671-2451)も問い合わせ先として示されている。
出典
- 横浜市「がん検診」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kenshin-kensa/seidohenkou.html (一次情報。検診の種類、対象年齢、受診間隔、自己負担額、無料条件、無料クーポン、受診方法の出典)
- 横浜市「特定健康診査のご案内」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/koseki-zei-hoken/kokuho/kenko/kensin.html (一次情報。特定健康診査の対象者、実施期間、自己負担額、検査項目、受診券の出典)
- 横浜市「横浜市健康診査」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kenshin-kensa/kakushu/kenkoushinsa.html (一次情報。横浜市健康診査の対象者、検査項目、自己負担額、受診の流れの出典)
- 横浜市「横浜市がん検診 精密検査費用助成制度」 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kenshin-kensa/70saimuryou.html (一次情報。精密検査費用助成の対象者、助成内容、申請方法、申請期限の出典)
- 横浜市 報道発表資料「がん検診・精密検査無料化の対象年齢を拡大します」 https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/iryo/2025/65saimuryou.files/0009_20260327.pdf (一次情報。無料化対象年齢の65歳以上への拡大と令和8年4月からの実施の出典)
情報確認日 2026-08-01。対象年齢や自己負担額は変更される場合があるため、受診前に上記の公式ページで最新の内容を確認してほしい。