横浜の4か年計画は6月5日に確定済み 14政策群、閲覧は区役所と市庁舎3階
今の横浜市がどの方針で4年を回しているのか。答えは、2026年6月5日に市会が議決した「横浜市中期計画2026~2029」である。市は7月2日、冊子と概要版パンフレットの完成を発表し、ウェブで公表した。各区役所の広報相談係と、市庁舎3階の市民情報センターでも7月中旬頃から閲覧できる。
素案の意見募集は終わっている。1月5日から2月27日のパブリックコメントを経て、5月頃に原案、6月5日に確定、という順である。いま素案ページが残っていても、効力を持つのは議決済みの計画である。
計画の骨格
計画期間は2026(令和8)年度から2029(令和11)年度。市第1号議案として第2回定例会に提出され、都市像「明日をひらく都市」、戦略、14の政策群・33の施策群、成長・発展に向けた横断的取組、行財政運営などを総合的かつ体系的に定める、と議案ページは説明している。
素案段階で示された構造は次のとおり。
- 共にめざす都市像は「明日をひらく都市」を継承する。
- 戦略は「市民生活の安心・安全 × 横浜の持続的な成長・発展」。
- 総合的な取組が14の政策群。政策分野の取組をまとめた33の施策群で構成する。
- 横断的な取組「明日をひらく都市プロジェクト」は、①循環型都市への移行、②観光・経済活性化、③未来を創るまちづくり、の3テーマ。
広報よこはまの素案解説では、評価の軸に「市民の実感」を置くと説明していた。個別の数値目標の一覧は、確定冊子側で確認する。この記事は構造と確定日までを扱う。
誰に関係するか
4年間の事業の優先順位と、予算をどの政策群に載せるかの枠組みである。子育て、防災、再開発、みどり、財政の個別記事は、この計画のどこに位置づくかを後から照合できる。
令和8年度当初予算の市債について、市の予算資料は中期計画のもとで4か年5,300億円を計画的に活用すると書いていた。計画と単年度予算は別文書だが、数字の置き場は連動している。
気をつける点
ウェブに残る「素案」ページの最終更新は2026年5月13日。確定発表は7月2日。引用するなら議決済み計画と素案を混ぜない。
冊子の販売詳細は、7月2日発表時点で「準備が整い次第ウェブでお知らせ」とある。無料閲覧の場所は区役所広報相談係と市民情報センター(市庁舎3階)が公式に示されている。
問い合わせは政策経営・国際戦略局経営戦略部経営戦略課(電話045-671-2010)。
次に何をすればよいか
計画の中身を確認したい人は、市ウェブの中期計画ページか、区役所広報相談係、市庁舎3階市民情報センターで冊子・概要版を見る。個別事業の是非はこの4か年の政策群のどれに入るかを先に当てる。
9月市会の一般質問や決算審査を見る人も、この計画を「今の公式な優先順位」として横に置くと議論が追いやすい。
一次情報
- 横浜市記者発表「『横浜市中期計画2026~2029』を公表しました」(2026年7月2日) https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2026/0702chuki2026.html
- 横浜市「横浜市中期計画2026~2029(素案)」ページ(構造の公式説明) https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/hoshin/4kanen/2026-2029/soan.html
- 横浜市会「議案一覧(令和8年第2回定例会)」市第1号議案 https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/kekka/gianR08-2.html